カルージ家が守る、トリュフハンターとしての矜持と美味しさ
2008年、トスカーナ州サン・ミニアートにて、シモーネ・カルージが創業した家族経営のトリュフメーカー、セレクティア・タルトゥーフィ。そのルーツは、代々サン・ミニアートの地でトリュフハンターとして生きてきた一族にあります。この地への深い造詣と、トリュフに捧げる情熱を受け継ぎ、代々最高品質のトリュフを収集・買い付けしてきました。
サン・ミニアートは、ピエモンテ州アルバ、マルケ州アックアラーニャと並ぶ、イタリア屈指の白トリュフ産地。石灰質と粘土質が絶妙に混ざる土壌、適度な湿度と温暖な気候が豊潤な香りをもたらし、その白トリュフは「イタリアのダイヤモンド」と称されるほどです。
トスカーナの伝統を伝える手作りの味わい
日々、地元のトリュフハンターたちがシモーネの元へ集い、その日の収穫を持ち寄ります。彼が信頼される目利きであるからこそ、最上級のトリュフが集まり、同時にハンターたちが交流する場ともなっています。こうしてサン・ミニアートのトリュフ文化を守り、次世代へと継承しているのです。
セレクティア・タルトゥーフィでは、フレッシュトリュフはシモーネが自ら選び抜いたものを、ソースやオイルなどの加工品は妻ローラが門外不出のレシピで手作りしています。
家族と地元が誇る、香り高く奥深い味わいを世界へ届けることが、彼らの変わらない矜持です。