「アブルッツォワインの聖地」 R.パーカーが認めた名手の多様性へのメッセージ
アブルッツォ州のロレート・アプルティーノは、ヴァレンティーニを擁し「アブルッツォワインの聖地」と称される銘醸地。アドリア海からおよそ20km、グラン・サッソ山塊からも近い標高約300m前後の丘陵地に広がり、海と山の影響を同時に受ける稀有な産地。地中海性気候とアペニン山脈の冷涼な風がもたらす昼夜の寒暖差により、果実味と酸の理想的なバランスを実現する。
ここでワイン造りを行うタラモンティは、ロバート・パーカーから「味わいと価格のバランスが素晴らしい生産者」と評される信頼の造り手。彼らが新たに手掛ける「ディヴェルシタス」は、理想的なメソクリマの魅力を凝縮しながら、アブルッツォの新しい可能性を示すテロワールのワインである。
ラベルに込めた生物多様性へのオマージュ 自然と人の調和を映すワイン
「緑の州」と呼ばれるアブルッツォは、欧州に生息する動植物の75%が守られる、傑出した生物多様性の宝庫といわれる。自然の恵みと共生の思想を映した「ディヴェルシタス」の印象的なラベルデザインには、自然と人がともに未来へ続く願いが込められている。テロワールを引き出し、果実味と清らかな酸を調和させた味わいに加えて、飲む人へ豊かな生物多様性を意識するきっかけを与えている。