グラーヴェで100年近くにわたり葡萄造りを行う小さな蔵元。兄妹の人柄がにじむテロワールのワイン。
1924年、サン・ダニエーレに設立。現在は3代目の兄弟が運営しています。北にドロミティ、南にアドリア海を挑む、小石の土壌で育てた葡萄からワインを醸します。
ウーディネ県とポルデノ―ネ県を分けるタリアメント川周辺の砂利が多く、水はけのよい土壌に生産地域がまたがっています。
日中はぶどうの熟成に欠かすことのできない太陽光を石が反射し、夜中に蓄えた熱を放出します。南に広がるアドリア海と北にそびえるドロミティ渓谷とアルプス山脈は、 どちらもわずか1時間程度で到着する位置にあり、このフリウリ・グラ―ヴェの生産地域に、葡萄を健康に育てるのに最高の環境を生み出しています。
カンティーナは”フォルナス・ダイ・フラディス”という、1890年まで遡ることができる、州で最も古い窯跡です。窯の上にそびえる煉瓦製の大煙突は、このワイナリーの象徴として遠くまでその存在感を示します。