当主になり僅か数年でラツィオのトップに、そしてアグロ・ポンティーノをワイン銘醸地へと変貌させた旗手。
首都ローマから海岸線を南に50km。ボルゲリに類するテロワールを持つアグロ・ポンティーノに1968年設立。海に程近く、日照が豊富で水はけのよい砂質、粘土、泥土で構成されたテロワール。この地に適した葡萄を見つける為に、約60種の国内外の葡萄品種を栽培することからスタートしました。研究と実践を続け、瞬く間にラツィオを代表する生産者となり、現在は国際品種とラツィオの地品種を含めて23種類のワインを造っています。
「伝統的な葡萄品種だけに頼るのではなく、適格な葡萄と醸造を選び、品質と価格を適正にし、高いレベルのワインを造ることがイタリアワインそのものの発展に繋がります。」と当主アントニオ氏は強く語ります。